宮武骸骨的正拳突きの優しさが炸裂する良著 みんなちがって、みんなダメ (ワニの本)

リアリティオブマイサラウンディングで評判なので読んでみたが、えらいよろしいわ。

中田氏が仕掛けてくる
「何がしたいのか」「何ができるのか」から、

「何をすべきなのか」ってヤツ。

オールフラットの地平から臨む”すべきこと”、お導きの手の上に乗るか、それとも混沌のイバラを覗くのか、試してみたい気分なのだった。

テジュ・コール オープン・シティ (新潮クレスト・ブックス)

これまで小説はSFが大半の人生で、長編の文芸に触れたんは久しぶり。
主人公目線で進む物語を追っていくうちにさまざまな民族の幾重にも重ねられた歴史に気持ちいくばくか重くなりながら、言葉を交わす人々とのやりとりに小さな希望を感じながら。

そんで終盤、一気に叩き落される。というか、同じあゆみで進んでたと思っていたのが恐ろしいほどに断絶があったことに目眩がして、続き文字を追っても全く頭に入って来ない。
一体なんなのか理解しようとすること自体が読み手のわしを追い詰める。

これは劇薬や。ヤバイまじで。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0756TS242/ref=nodl_?ref_=k4w_ss_dp_lp

spectator JAM特集 ホホホ座にて

三条をパトロールしとると「ホホホ座」なるカフェ本屋を発見。
一度は通り過ぎたが、気になるので入って見るとDIY感溢れる店内に古本や同人誌がならんでおる。

三条をパトロールしとると「ホホホ座」なるカフェ本屋を発見。

一度は通り過ぎたが、気になるので入って見るとDIY感溢れる店内に古本や同人誌がならんでおる。

フーンと眺めておると「!! パンクマガジン ジャムの神話!?」JAMつーたらメディアマン、高杉弾氏が編集かましてた自販機エロ本やないのと入手した次第。 “spectator JAM特集 ホホホ座にて” の続きを読む

生きのびるためのデザイン ヴィクター パパネック

Google+で紹介されていたブログ、

黒森庵の、こんくらい

http://kuromorianno.blog.so-net.ne.jp/

をついつい読み込んでいると、どこかで見た覚えのある書影が。

どういったいきさつで手に入れたのか、手に入れようとしたのか忘れてしまったのやけど。内容も全く思い出せない。

ブログオーナーの方は相当に影響を受けておられるとあったのでもう一度読んでみることにする。

そんでもっていきなりぶん殴られた。

多くの人を説き伏せて、手元に金がありもしないのに、もっぱら人目をひきたいという理由から要りもしない品物を買ってしまうように誘惑する職業などというものは、恐らくいまの世の中にある職業のうちで最もいかがわしいものだといえるだろう。

生きのびるためのデザイン p9 まえがき より

手元のブツは1981年の版で、活版印刷のもの。言葉を追いつつも、その向こうにいる活字職人をはじめとした製本現場の人々を幻視したりする。

不完全さの克服 藤幡正樹個展 図録

長年探していたブツを入手。

モノは藤幡正樹氏が2006年に行ったインスタレーションの図録。

がしかし、なぜ欲しかったのかを忘れており手にして眺めてまた考えたり。

おそらくマルチメディア関連で明確化しておきたい内容があったと思うけど、忘れた。

というより今が追いついて追い越してしまい、自分の中で定義づける必要がなくなっているのかと。

とはいえメディアに対する考察があったりなので読み込んで見たい。

縁だなぁと思ったのは「モレルの発明」をモチーフにした作品があったとのことで、実物を体感して見たかった。

クリームソーダシティ完全版。震える一冊

連載中途で打ち切りになったクリームソーダシティが完全版として単行本化。
なんつうかビンビンくる一冊、トランスなパーソナルが全編ぶっぱなされてるところは自己の倫理観を張り紙にして自宅外壁にぶちまけるアウトサイダー哲学者と同じぐらいの威力で心に迫ってくる。

10代の時に出会ってたらあれだ、映画のIZOや根本画聖の未来精子ブラジルのように自意識を粉々に崩され、世界の見え方を根底から覆されそうな一冊。良著オブ良著

フロム・ヘルは1Q84と時代を経た合わせ鏡か!

フロム・ヘルしばらく前に読了、その興奮は沈静化してしもたのやけど覚書なぞ。
物語は久遠に輝く父性社会の実現が主人公の不断の努力と儀式により
成就したかに見えたが、主人公のちょっとしたトリップにより垣間見た母性の手のひらの上で遊んでいるに過ぎない、

フロム・ヘルしばらく前に読了、その興奮は沈静化してしもたのやけど覚書なぞ。

物語は久遠に輝く父性社会の実現が主人公の不断の努力と儀式により
成就したかに見えたが、主人公のちょっとしたトリップにより垣間見た母性の手のひらの上で遊んでいるに過ぎない、
または完成しえぬことで続いていくのだよーんといった塩梅。
物語を貫くこの根源的mythと、主人公の執念と信念と妄執と汗臭さ。
絵の小汚さがまたぞろ匂い立つロンドンを立ち上がらせ、びっしりと埋め尽くされた時代のディテールとともに、
読み手にこの構造化された物語を縦横無尽に走りまわることを強要する。主人公の執念とともに。

正直引き込まれすぎて抜け出せず、一日で上下巻二回読んでしまったのだが、
もう一度あの世界に見を委ねたい。でも、体力いるわ。

父性社会を確固たるものにせんとすることを軸として話が進むこのフロム・ヘルと、父性社会からの突破を目指す1Q84、
なにか書かれた時期違うのやけど、同じものを両側から映し、反響しあう鏡のように思うわ。

まあ、1Q84読んでないけど。

嘘を見破る質問力

まあまあこれが面白く読める一冊。
タイトルからすげーノウハウものかと思うと、これがまた実務に即するような感じで、なかなかよろしい。
6章まではほんわかと進んでますが7章からなにかビッとした感覚が込められてますわ。
つーか、あちこちひっかけがあるように感じてならないです。


嘘を見破る質問力

まあまあこれが面白く読める一冊。
タイトルからすげーノウハウものかと思うと、これがまた実務に即するような感じで、なかなかよろしい。
6章まではほんわかと進んでますが7章からなにかビッとした感覚が込められてますわ。
つーか、あちこちひっかけがあるように感じてならないです。
だましというか、ワナというか、本書自体が嘘を見破る前提で書かれている部分がありそうな、なんかそんな感じを受ける
ある意味ゲームブック。

サミュエル・R. ディレイニーのアインシュタイン交点みたいな感じの、
明確な設問としてないけど、ユーザーにクイズを出している感じ。
ただわしが穿っているだけか。

アインシュタイン交点

アーサー・C・クラーク氏が先に出発されたようだ。

90にして惑わず、アーサー・C・クラークは先に向かわれたよう。
わしらもおいおい追いつくことになるなあ。

氏の描く世界は、なんだか飄々としているけど、でも どこかで懐かしい感じがするのだなあ。
それは懐古なんかといわれればそうではなくて、デジャビュにちかいんだなあ。

90にして惑わず、アーサー・C・クラークは先に向かわれたよう。

わしらもおいおい追いつくことになるなあ。


幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))

氏の描く世界は、なんだか飄々としているけど、でも どこかで懐かしい感じがするのだなあ。
それは懐古なんかといわれればそうではなくて、デジャビュにちかいんだなあ。
マインドエクスプロージョン!爆発のあの時をまた今ここに!
てな感じか。違うか。

O-magazine vol.4

変わった人の博覧会、Omagazine vol.4でとります。
今回の執筆者 はまたゴーかですが、何の因果か、ざxこxば面子が全員執筆しとります。
さすがのオトナの引き出しというとこですか!

OmegaZine vol.4

変わった人の博覧会、Omagazine vol.4でとります。
今回の執筆者 はまたゴーかですが、何の因果か、ざxこxば面子が全員執筆しとります。
さすがのオトナの引き出しというとこですか!

ごたぶんにもれず、わしは今回も万年筆に関して書かせてもろてるのと、あと好きな音楽紹介です。

さてさて、わざわざ当ブログにお越しいただいた皆々様のご愛顧に敬意を表すべく、
ここでお年玉プレゼントクイズ。

O-magazinevlo.4では、ロックンロールで今宵の一枚と称して、なんてバンドのどんなアルバムを紹介しているでしょうか?

正解の方に抽選2名で万年筆プレゼント!

なにあげるかはまだ決めてないです。

ご入手はBarBrodyか、SupaResqueか、PunkandDestroyか、MGXファクトリーか、
そんな界隈でいけるとおもいまっせ!多分年始に。

あー、ご応募はinfo [at]slavspeedo.com まで、2008/01/10までの募集としますー。

それではよいお年を!

o-magzine vol.3

SupaResqueが総代のo-magazineが再び動き出した。
で、わしも万年筆と好きな音楽について寄稿させてもらいました。


o-magzine vol.3
Originally uploaded by ThudButt

SupaResqueが総代のo-magazineが再び動き出した。
で、わしも万年筆と好きな音楽について寄稿させてもらいました。

o-magzine vol.3

他にも赤犬軍団や、Nightmare,Framtidのシン、Baby-Qのヨーコちゃん、変態点描画家ヨコウチフミヒコとかが
記事かいてますわ。

SupaResquePunkandDestroyで絶賛配布中!!

35歳から仕事で大切にしたいこと―これからさき、成長していくために

35歳から仕事で大切にしたいこと―これからさき、成長していくために (単行本)

"35歳から仕事で大切にしたいこと―これからさき、成長していくために
村井 勉 (著)

著者の村井 勉はマツダ、アサヒビール、JR西日本に
経営再建のため送り込まれ、成功させてきた方です、

その村井氏の、35歳から仕事や人生で大切にすべきことを
まとめたコラム集といった感じです。

この本の目次をcheckpadで見つけ、
今の仕事の質がかわってきていることもあり
非常にグッとくるとこがありましたので、
毎日自分宛に送信するようにしていました。

さてもって、そろそろ読んでみようか、いや読んでみたいと思い
購入してみました。

各章は1-2ページで読みきることができ、
それぞれコアとなる伝えたいことがハッキリとあり、
かつ読者が自分の現状に置き換えてみてよく理解できる言葉を選んでおられます。

まだ読んでいる最中ですが、いくつかぐっと来たところをあげてみると、

・部下を信用する
部下というのは、上司から信頼されて始めて力を発揮することができるのである。たとえ部下が自分を信頼していないようだと感じても、上司は部下を信じなければならないのである。
それができねば上司の資格はない。

・ミスをしたら筋を通す
「私の会社はここが悪かったが、あなたもここが悪かった。
私も責任をとるので、あなたも取ってほしい」と「言うべきことは言う」ことが大切になってくる。そのように筋を通しておくと、なぜか厳しいことを言った相手からも信用されるようになるのである。

今までもいくらでも言い古された「よくある」事にみえますが、
そこをご自身の経験を交えながら書かれており、非常に腑に落ちてきます。
つまり、言葉が自分の身になる感覚があり、良書といえると思います。

あと、この本には結構豪華な付録がついてます。未見ですがw

しかし、まったく恥ずかしい文章な限り。ポール・オースターのクダリは、なにに感銘を受けたのか不明。まるでこれは日記の添削のようだ。

1.
今日、3人の女の子、年は5、6歳か、とであう。
(しかしすでに完全な子供ではなかった。社会を自覚している。)
隔たりを感じた。彼女ら自身の問題。私の問題。思考が頭を駆け巡る。
なぜすぐ友達になれないのか。

部屋で本を見る。
「本物の子供になるには、底深き海に飛び込んで父親を救わねばならないというのは真実か?」ポール・オースター「孤独の発明」より
そこから連鎖。ピカソ。彼は何をしようとしたのか。
今まで大人とは、子供であることを認識したものと定義していた。
今、大人というのは、子供であることの永遠の喪失では?に変更。
それへの望郷の念に似た思い。

2.
徹底的で、強固で、残忍で、強烈な、
悪とは、
気付かないこと。