大阪キタのブランドボーイ、N村T也とふたりでオシャレデート

おしゃれデート初日はN村T也(以下タッチャン)。彼とは何度も接してきたが、二人きりというのは初めて。
大学生時代に東京弾丸遠征を図ったとき、深夜帰りの高速でバーストして朝を待ってガススタでタイヤ交換したり、車中でハウス流したら「俺こうゆうのあかんのすわ」といってみるみるうちに引きつっていく顔を笑い飛ばすといったイイ思い出を噛み締めながら大阪に向かう。
待ち合わせはオシャレのメッカ、HEP FIVE。
ちょい遅れて向かうと、小奇麗なメンズ、ギャルであふれかえる中、そこだけ空気のトーンが混沌としている場所があり、その中心にタッチャンが仁王立ちしていた。
タッチャン、まるでゾンビのような禍々しいオーラをまとい、老眼ぎみなのかスマートフォンを遠ざけるようにして眺めている。
で、挨拶もそこそこに、「これ合うかなと思いまして」と着ていたスーツを脱ぎ、俺にくれると言い出す!
やっぱりベーシックなのはコムデギャルソンですよ、などなどなんかいろいろ言ってたような気がするが、いきなりアッパー入れられたようでほとんど覚えてない(というかこれ書くまでに時間立ちすぎた)

今回のポリシーとして自分の審美眼はいったん置いておき、すべてをタッチャンに委ねる、予算4万ぐらいというのを説明しつつ、軍パンはいてきたらどうしよかなと思ってたと言われたり、ひとしきり会話の後、
やっぱブランドすよ、ブランド品扱ってる店いってみましょうということで、オシャレピープルをかき分けて東に向かった。
到着したのはRAGTAG、なんでもブランドもんの中古買取販売をやっとる店ということで、地下に降りていって物色。
グッチだったかの水色のええシャツを手に取り「これ俺がほしいいっす」「試着するとき汗には気をつけてくださいよ」などとコメントいただきながらあれこれ見てみる。
で、こいつええなとなったのがこれまたコムデギャルソンのコート。Lサイズの割には大きく感じるので聞いてみたらコムデギャルソンはサイズ大きめで作るんすよとのこと。
いったんこのコートをキープとして、次は上っ張りみにいきましょうと庶民のみかた、ユニクロに向かう。
ユニクロ?GU?ダブルネームゆうやつか、4階ぐらいのビルすべてユニクロ商品の店舗で、ワイシャツと「使い勝手いいっすよ」というカーディガンを入手。
面白いのはレジが無人で、レンジみたいな機械に服をほりこんだらピッと値段合計を計算しよる。
タグついてるわけではなかったし、どんな仕組みなんやろか?
で、ブランド屋に戻り、件のコートも購入。
そのまま打ち上げへと向かった。
数件はしごして最後の王将で酔いが回りだしてお暇いただいたが、政治やら宗教やら仕事やらいろいろとジェットコースターのように喋りまくるタッチャンは変わらないなぁと。
相席だった病んでるらしき夜の蝶が絡んできたときの対峙の仕方も堂に入っており、感心しきり。

そんなタッチャンが仕掛け人の一人として暗躍するイベントTED×Himi。
4回目がついこないだの12/9に行われたところ。
色んなジャンルの人間が集まり、熱量の塊がドロップされるこのイベントにふさわしい面子を集めてくる力量。やるなぁタッチャン。

http://www.tedxhimi.com/

さて、道中オシャレ発言をメモしており、その記録を以下に記す。

•ブランドは高いだけあってしっかり長く着られる
•コム・デ・ギャルソンは全て岐阜で生産してるから非常に信用できる。
•カワイイの演出はチェック柄のシャツ
•シャツは3枚ほどあればローテーションできる
•チノパンは太ももダブらせない方がワーク感出ない
•一点豪華主義でカバンにかけるのもあり、ビジネスバッグより肩がけのやつとかでカワイイ感じにしてわかってる感じ出す
•オックスフォードシャツは買っとけ、ピンクがいい
•インナーシャツはグレーの方がいい、汗の黄ばみとか目立たん
•インナーシャツでVネックは重宝する
•カーディガンは結構使える

そして翌日、Iノリとの手合わせとなる。