不完全さの克服 藤幡正樹個展 図録

長年探していたブツを入手。

モノは藤幡正樹氏が2006年に行ったインスタレーションの図録。

がしかし、なぜ欲しかったのかを忘れており手にして眺めてまた考えたり。

おそらくマルチメディア関連で明確化しておきたい内容があったと思うけど、忘れた。

というより今が追いついて追い越してしまい、自分の中で定義づける必要がなくなっているのかと。

とはいえメディアに対する考察があったりなので読み込んで見たい。

縁だなぁと思ったのは「モレルの発明」をモチーフにした作品があったとのことで、実物を体感して見たかった。

エレファントカシマシ シングル 風と共に

前回のアルバム、今の日本産音楽を取り込んで昇華してる凄味。
サザンオールスターズから始まり今に至る巻き舌歌唱を取り込みつつ、がしかし歌の先に見えるのはほかの誰でもない宮本浩次その人。
面前に広がるモノをどん欲に取り込むその姿はまさに日本音楽界の手塚治虫だわ。

この7月末に出したシングル、A面の曲「風と共に」がみんなのうたに提供するためにできたとのことだけど、
これがまた80年代歌謡曲のメロディライン、だがしかし唯一無比をドンっと掲げてくる。

本当にすごい人やわ。

花電車のサイトがあったのか

ハードロックで最高なバンドはなに?ときかれれば即答でこの花電車と答える、すさまじいバンド。
神戸に住んでたガキんちょのときは花電車といえば神戸まつりやったけど。もうちょい大人になった今ではナニの花電車か。つーてもやっぱりこの花電車が最高。

何とはなしに調べてみたら花電車のサイトがあった。どうやら2015年にThe Golden Age Of Heavy Bloodのリマスター再発をしてた模様。
The Golden Age Of Heavy Blood

ほんでこの1stリリース前のライブ音源も出ていたようで。
LIVE AT NOWHERE 1987 - 1989

解散したという話を聞いてしばらく後、どこぞのイベントでDJとして参加していた平さんに恐る恐る、でもどうしても聞きたかったので「花電、またやらないんですか?」と質問したところ、「ん~~ないなぁ。」といただいた。

あぁやはりそうかと思う反面、なんとなくホッとした気分でもあった。